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2012 年度 実施状況報告書

適応的事前確率分布モデルを応用した高性能画像復元

研究課題

研究課題/領域番号 23700194
研究機関東京工業大学

研究代表者

田中 正行  東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (60401543)

キーワード画像処理
研究概要

注目パッチ毎に類似パッチを抽出し,抽出された類似パッチに基づき,画像の統計モデルを構築し,構築された統計モデルに基づき,デノイズする手法を考案した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初計画では,一般化正規分布を利用することになっていた.実績では一般化正規分布を利用するモデルにはなっていないものの,当初平成25年度に予定していた,デノイズへの応用をさきとりして,研究を実施している.これらを考慮すると全体としては概ね順調に進展していると判断した.

今後の研究の推進方策

平成25年度に海外の研究者の協力が得られることになり,当初計画を変更し,H24年度予算をH25年度に繰り越し,利用することにした.
当初の研究計画を若干修正し,一般化正規分布にはこだわらず,類似するパッチや,同じクラスタに分類されたパッチに基づき,画像の統計モデルを作成し,それに基づく画像処理アルゴリズムを構築する予定である.

次年度の研究費の使用計画

海外の研究者の協力が得られることになったので,海外の研究者と協力して,研究を推進する予定である.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] ノンローカルPCAに基づく画像デノイジング2013

    • 著者名/発表者名
      山内啓大朗, 田中正行, 奥富正敏
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌D

      巻: J96-D ページ: 389-398

    • 査読あり
  • [学会発表] Across-resolution adaptive dictionary learning for single-image super-resolution2013

    • 著者名/発表者名
      Masayuki Tanaka, Ayumu Sakurai and Masatoshi Okutom
    • 学会等名
      IS&T/SPIE Electronic Imaging
    • 発表場所
      サンフランシスコ,アメリカ
    • 年月日
      20130203-20130207
  • [学会発表] 自己相似性に基づく適応的基底学習による一枚超解像2012

    • 著者名/発表者名
      櫻井歩, 田中正行, 奥富正敏
    • 学会等名
      第15回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2012)論文集
    • 発表場所
      福岡国際会議場,福岡
    • 年月日
      20120806-20120808
  • [学会発表] 一枚超解像のための自己相似性に基づく適応的基底学習2012

    • 著者名/発表者名
      櫻井歩, 田中正行, 奥富正敏
    • 学会等名
      第18回画像センシングシンポジウム(SSII2012)講演論文集
    • 発表場所
      パシフィコ横浜,横浜
    • 年月日
      20120606-20120608

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公開日: 2014-07-24  

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