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2013 年度 実施状況報告書

適応的事前確率分布モデルを応用した高性能画像復元

研究課題

研究課題/領域番号 23700194
研究機関東京工業大学

研究代表者

田中 正行  東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (60401543)

キーワード国際研究者交流
研究概要

既存技術では,学習用データセット全てを1つのモデルパラメータでモデル化しようとしていた.しかしながら,一般に画像の学習用データセットは複雑であり,1つのモデルパラメータでモデル化することは困難であることと考えられている.
そこで,類似パッチの基づく画像のモデル化の研究を推進した.具体的には,学習用データセットから類似パッチを収集し,集められた類似パッチ毎にモデルパラメータの学習を行い,推定されたモデルパラメータに基づき,画質改善を試みた.
本研究課題の手法では,学習パッチをその類似性に基づき,分割し,分割されたデータ毎にモデルパラメータを推定しているため,より詳細に画像データを表現することができる.このため,既存の方法と比較して,本研究課題の方法により,画質改善の効果が改善されることが確認された.
本年度は,画像モデルとして,本年度はスパースコーディングを利用した.スパースコーディングは人間の視覚情報処理との類似性が指摘されている.このため,人間の視覚にも造詣の深いスタンフォード大学ブライアンワンデル教授と国際研究者交流も行った.当該研究課題に関連する幅広い情報交換,議論を行った.
また,類似パッチの学習データセットから収集し,集められた類似パッチ毎にモデルパラメータを学習するアイディアを,国際会議にて研究発表した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

概ね順調に進展していると考えられる.国際会議において関連する研究発表を行うこともできた.

今後の研究の推進方策

H26年度はこれまでの成果を検証し,具体的な比較検討を行う予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] A classification-and-reconstruction approach for a single image super-resolution by a sparse representation2014

    • 著者名/発表者名
      YingYing Fan, Masayuki Tanaka and Masatoshi Okutomi
    • 学会等名
      IS&T/SPIE Electronic Imaging
    • 発表場所
      サンフランシスコ
    • 年月日
      20140202-20140206

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公開日: 2015-05-28  

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