本年度(平成26年度)は、前年度(平成25年度)に引き続き、必要に応じて骨関節統計動態モデルを応用した関節自動3次元動態解析システムの拡張、改良、評価を行った。 拡張・改良手法によって構築された各種関節の統計動態モデルを、2次元/3次元画像位置合わせ技術に導入したシステムを用いて、関節の自動3次元動態解析の性能評価を行ったところ、精度と安定性において当初目標としていた性能以上の成果が得られた。特に人工膝関節については、条件により90%以上の自動化率(100枚の画像のうち90枚以上の画像)で動態解析が実行できる可能性を示した。
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