研究概要 |
当該年度の研究実績として、以下の3点が挙げられる。 1 前年度研究成果であるLEDの点灯および点滅刺激に対する反応時間に対する実験結果に関して、電気学会共通英文論文誌に投稿し、採録された。“Research of Information Presenting Method Based on Characteristics of Peripheral Vision”,Kensuke Tobitani, Kunihito Kato, Kazuhiko Yamamoto, IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems, Vol.133, No.1, Sec.C, pp.2-7 (2013). 2 前年度の研究成果および関西学院大学長田研究室の過去の知見に関して、電気学会論文誌Dに投稿し、採録された。「LED警光灯の視認性向上のための感性指標に基づく点滅パターン評価方法」,飛谷謙介,土屋晋, 藤澤隆史, 饗庭絵里子, 長田典子, 電気学会論文誌D,Vol.133,No.2, pp.240-245 (2013). 3 前年度までの実験結果に基づき、実際に自動車を運転した際の視覚刺激に対する反応時間計測実験を行った。結果、仮説とは大きく異なる結果が得られた。原因としては実験環境における環境照度の違い、反応時間の計測の手段の違い、および運転中の集中度合の揺らぎが考えられる。
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