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2014 年度 実施状況報告書

自然言語処理とネットワーク構築技術との融合による感性デザイン方法論の研究

研究課題

研究課題/領域番号 23700251
研究機関岐阜聖徳学園大学

研究代表者

山本 英子  岐阜聖徳学園大学, 経済情報学部, 准教授 (90450692)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2016-03-31
キーワード自然言語処理 / 印象分析 / ネットワーク構築 / 感性デザイン
研究実績の概要

本研究では、人のモノに対する印象から深い感性を捉える方法論を確立し、その方法論による評価に基づく感性デザイン方法を提案することを目的としている。
当該年度は、産前産後休暇と育児のため、本補助事業に関して活動した期間はない。このことについては、補助事業期間延長承認申請書を提出し、受理された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当該年度は、出産と育児のため、研究を中断し、延期承認申請書を提出した。研究を中断していた期間の具体的な内容は、26年2月半ばから8月末まで産前産後休暇をもらい、職場復帰後は、受け持ち授業と研究室の学生との時間、会議や委員会といった大学内での仕事のみを行ない、それ以外の時間は育児に専念していた。研究再開年月は今年度27年4月である。

今後の研究の推進方策

これまでシステムを開発してきたが、そのシステムの実践的な動作確認アドを行うにはいたらなかった。そこで、今後の研究推進方策として、まず、開発したシステムの実践的な動作確認のために、過去の被験者実験で用いられた連想の元となる用語を入力としてシステムが出力するネットワークを、被験者実験の結果として得られた連想語群で構築されるネットワークと比較しながら、分析する。そしてその違いを踏まえて、システムの妥当性や改良を行なっていくことを考えている。実験的に洗練したシステムを用いて、新しい被験者実験を分析し、その分析結果からこれまで用いなかった指標を取り入れて印象を測定することが妥当なのかどうかを検討して、良い印象のモデルを構築する。
次に、構築したモデルを用いた感性デザインの方法が実際に製品設計に役立ちうるかどうかを、被験者実験によって検証できたらと考えている。具体的には、本研究で提案する方法による支援することで、新しいカップの設計を行うことができるかを検証したい。

次年度使用額が生じた理由

補助事業期間が変更となったため。当初当該年度が最終年度であったが、補助事業延長承認申請書が受理され、期間が27年度まで延長された。

次年度使用額の使用計画

学会参加や物品購入、必要に応じて被験者への謝金に使用する予定である。

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公開日: 2016-06-01  

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