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2015 年度 実績報告書

自然言語処理とネットワーク構築技術との融合による感性デザイン方法論の研究

研究課題

研究課題/領域番号 23700251
研究機関岐阜聖徳学園大学

研究代表者

山本 英子  岐阜聖徳学園大学, 経済情報学部, 准教授 (90450692)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2016-03-31
キーワード自然言語処理 / 連想 / ネットワーク構築
研究実績の概要

本研究では,人のモノに対する印象から深い感性を捉える方法論を確立し,その方法論による評価に基づく感性デザイン方法を提案することを目的としている.
当該年度は,モノをデザインする際にデザイナーが行う発想をコンピュータが支援できないかということを考え,人間が,提示される語からある語を連想する過程を,Web文書集合を知識の元としてコンピュータにシミュレートさせるようなシステムの構築を試みた.ここでいう「連想」は,個人が持つ記憶を提示されるものに基づいて関連づけ,その結果,ある考えを思いつくことに相当すると考えられる.実際,被験者に語を提示し,その語から連想する語を記述させるという実験を行うと,直接的に考えつくと思われる語のほかに,提示した語からいくつかの記憶や情景を経てたどり着いたと思われる語が含まれる.そこで本研究では,ある情報(提示する語)に関してさまざまな考え(単語)を関連付けていき,ある時点でたどり着いた考え(単語)を発言することが人間の連想であると捉えることとした.また,この連想の過程を連想過程と呼ぶこととした.この人間の連想とその連想過程の概念のもとで,Word2vecを用いて人間の連想をもとにした連想経路を作成し,作成した経路が人間の連想を模擬できるか検証した.この成果を国際会議に投稿した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 人間の連想を模擬するシステムの開発と分析2016

    • 著者名/発表者名
      稲垣健吾,山本英子,神崎享子,井佐原均
    • 学会等名
      言語処理学会第22回年次大会
    • 発表場所
      東北大学
    • 年月日
      2016-03-08 – 2016-03-10

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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