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2012 年度 実績報告書

ウェブ・ジャーナリズム活動の横断的調査とその分析

研究課題

研究課題/領域番号 23700301
研究機関早稲田大学

研究代表者

田中 幹人  早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70453975)

キーワードジャーナリズム / ウェブ / 持続可能性
研究概要

平成23年度は、ウェブ上でジャーナリズム活動を行っている組織に対してアプローチし、最終的に15のサイト運営者に対して欧米の協働研究者と作製した共通項目に基づく半構造化インタビューを行った。さらに、予備調査として、ソーシャルメディア「ツイッター」を積極的に活用している新聞各紙記者のインタビュー調査を行った。さらに、東日本大震災以降のメディア報道について、定量的分析を行った。
最終年度となった平成24年度は、まず前年度に行った国際比較調査の取りまとめを行った。この成果は世界から比較閲覧可能なかたちで、プロジェクトのサイトに掲載された(http://www.submojour.net)。また、2012年5月にはフィンランドのヘルシンキにおいて、協働研究者が集まり、シンポジウムを開催した。また研究成果は、協働報告書として書籍とPDFのかたちで、タンペレ大学より2012年夏に刊行された。さらに現在、論文としての投稿を目指して執筆作業が続けられている。
さらに2012年度においては、計画書記載の2年次課題としての「(2)各組織の規範理念、所属ジャーナリストに対するインタビュー等に基づく理論的検討 (3)各組織が生産するコンテンツの質的・量的分析」を実施するため、具体的事例として、新聞報道のみならずソーシャルメディア上でも関心が高く、議論されることが多い補完代替医療(complementary and alternative medicine:以下、CAM)の報道分析とそれに基づく各紙記者のインタビューを行った。この成果は先行研究との国際比較が可能なように設計されており、現在は投稿論文として大詰めの段階に入っている。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 その他

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Functions of Twitter after 3.11 disaster: Deliberative tool or echo chamber apparatus?

    • 著者名/発表者名
      Mikihito Tanaka
    • 学会等名
      Society for Social Studies of Science
    • 発表場所
      Copenhagen, Denmark
  • [学会発表] Scientific Arguments in Media Ecosystem on 3.11 Disaster

    • 著者名/発表者名
      Mikihito Tanaka
    • 学会等名
      (Special Symposium)
    • 発表場所
      The University of Tampere
    • 招待講演
  • [学会発表] SuBMoJour: Japan Unit Report

    • 著者名/発表者名
      Mikihito Tanaka
    • 学会等名
      SuBmoJour seminar in Helsinki
    • 発表場所
      Helsingin Sanomat, Finland
    • 招待講演
  • [図書] Chasing Sustainability on the Net2012

    • 著者名/発表者名
      Esa Sirkkunen
    • 総ページ数
      128
    • 出版者
      University of Tampere
  • [備考] Sustainable Business Models for Journalism

    • URL

      http://www.submojour.net

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公開日: 2014-07-24  

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