研究課題
若手研究(B)
協同問題解決場面において,異なる視点を有する少数派が視点取得にどのような影響を及ぼすのかを検討した.検討に際して,特定の側面に固着しやすくなる規則発見課題(林・三輪・森田,2007)を題材とし,その課題に準ずるマルチエージェントを搭載した実験プラットホームを構築した.エージェントは,人間の仮想的な協同相手(さくら)を演じ,問題解決者とは異なる視点で情報提供を行う.集団実験を実施した結果,異なる視点に立った少数派メンバーの存在が,視点固着を緩和する上で有効となることが示唆された.
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知能と情報
巻: 244 ページ: 848-857
DOI:10.3156/jsoft.24.848