研究課題
若手研究(B)
電位依存性ホスファターゼ,VSP は、電位センサー部分で膜電位変化を感知し、細胞内の酵素ドメインが脱リン酸化活性を発揮する。本研究では、電位センサーのどのような動きが VSP の酵素活性に繋がるのか検討を行った。その結果、電位センサーが完全に活性化しなくとも酵素活性を発揮することが分かった。一方、電位依存性イオンチャネルでは、電位センサーが完全に活性化したときにのみ、ポアが開口することが知られている。本研究は電位センサーの新たな性質を明らかにしたと言える。
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