研究課題
若手研究(B)
シャペロン介在性オートファジー(CMA)はタンパク質分解系の一つであるが、簡便な活性評価法が存在せず、他の分解系に比べ生理機能や疾患発症への関与解明が遅れている。本研究では、CMAを1細胞レベルで解析する新規活性評価法を確立し、神経変性疾患の一つである脊髄小脳失調症14型(SCA14)の原因である変異γPKCが培養神経細胞でCMA活性を低下させることを解明した。また、別のタイプのSCAであるSCA3モデルマウスの脳でCMA関連タンパク質の発現量が変化していることをも解明した。本研究は2つのタイプのSCA発症にCMAが関与する可能性を示唆するものである。
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