研究課題
若手研究(B)
脳幹巨大シナプス前末端calyx of Heldに発現する電位依存性カルシウムチャネルの数とコンダクタンスを、パッチクランプ法およびカルシウムイメージングを用いて調べた。単一チャネルコンダクタンスは約2 pS、神経開口放出部位におけるカルシウムチャネル密度は約250個/μm2であり、聴覚の獲得に伴う生後発達の過程を通じこの値はおよそ一定であった。この発達の期間を通じてカルシウムチャネルはクラスターを形成しており、神経伝達物質放出機構はカルシウムチャネルから30~50 nmの距離に位置すると推定される。
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