研究課題
若手研究(B)
大脳皮質の抑制性介在細胞ネットワークがどのように興奮性の錐体細胞によって制御されているのかを明らかにすることを目標にした。ラットの前頭皮質スライス標本を用いて、主要な介在細胞タイプであるfast-spiking(FS)細胞への結合特異性について第5層で解析した。その結果、FS細胞間で電気結合がある細胞ペアにおいて錐体細胞からの共通入力確率が高かった。また、FS細胞の活動は回路の状態に依存して興奮性・抑制性の両方の作用を電気結合を介してFS細胞に伝搬することがわかった。
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J. Neurophysiol
巻: (印刷中)
Cereb. Cortex
J. Neurosci
巻: Vol. 31 ページ: 3862-3870
http://www.nips.ac.jp/circuit/