研究課題
若手研究(B)
動脈硬化形成過程で見られる単球の内皮下から血管内への"逆浸潤"の意義は不明である。我々は、逆浸潤の定量評価系を構築し、高濃度IL-1βが逆浸潤を選択的に抑制することを見出した。即ち、動脈硬化のような強炎症下では逆浸潤が阻害されることで内皮下の病態因子の排除能が減弱していることが示唆された。一方、浸潤する単球と内皮細胞との接触部では微細な膜の変形等の物理的・機械的な刺激が発生している。我々は、機械刺激感受性分子TRPV2の内皮細胞における役割を検討し、本分子が、内皮細胞が"動く"為に必要な分子であることを明らかにした。
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