臨床画像診断における医師と診断支援システムの協調的高性能化の研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23700573
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 医用システム
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 野村 行弘 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (60436491)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 画像診断システム

研究概要

本研究は,病変の自動検出をはじめとする診断支援システムを併用した臨床画像診断において,医師と診断支援システムとの協調により最高の診断性能を得るための方法論について検討した.具体的には,日常臨床環境下で診断支援システム併用による診断傾向を解析した上で,見落とし統計モデルを用いた診断支援システムの処理結果提示方法を構築した.

研究成果

• [学会発表] Probability map of radiologists' detection failures of lung nodules and its application for adaptive presentation of lesion candidates foreach radiologist (2013)
  • 著者名/発表者名: Y. Nomura , Masutani Y, Miki S et al.
  • 学会等名: CARS 2013
  • 発表場所: ハイデルベルク(ドイツ)
  • 年月日: 20130626-29
• [学会発表] 日常診療環境における読影医の見落とし統計モデルの構築 (2013)
  • 著者名/発表者名: 野村行弘,増谷佳孝,根本充貴他
  • 学会等名: 電子情報通信学会医用画像研究会
  • 発表場所: 沖縄
  • 年月日: 20130124-25
• [学会発表] Reading characteristics of radiologists in screening lung CT: long-term evaluation in routine reading environment integrated with CAD software (2012)
  • 著者名/発表者名: Nomura Y, Miki S, Masutani Y, et al.
  • 学会等名: IWPRHA 2012
  • 発表場所: つくば
  • 年月日: 2012-11-11
• [学会発表] Do radiologists have confidence in CAD for cerebral aneurysms? Evaluation in routine reading environment (2011)
  • 著者名/発表者名: Miki S, Nomura Y, Hayashi N, et al.
  • 学会等名: RSNA 2011
  • 発表場所: シカゴ(アメリカ合衆国)
  • 年月日: 20111127-1202
• [学会発表] 臨床における統合的CAD開発環境の構築(第四報):読影医とCADの協調的パフォーマンス向上 (2011)
  • 著者名/発表者名: 野村行弘,林直人,増谷佳孝他
  • 学会等名: 第70回日本医学放射線学会総会
  • 発表場所: Web開催.
  • 年月日: 20110509-20
• [備考]
  • URL: http://www.ut-radiology.umin.jp/ical/CIRCUS/