外来化学療法患者24名(女性11名、中央値63.5歳、28~84歳)を対象に、1) 運動習慣の聴取と運動習慣を行う上での情報のリソースについて調査し、2) 身体活動量の状況と身体活動量と関連要因について検討した。運動習慣のあるものは8名(34%)であった。外来化学療法中の運動についての情報は66%が情報を得ていなかった。情報を得ていたものリソースは全員医療者からのみであり、メディアや書籍等からはほとんど得ていなかった。身体活動量と関連していたのは運動自己効力感と運動の恩恵であり、運動に対する自信や恩恵などプラス面が高い身体活動量と関連していることが明らかとなった。
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