研究課題
若手研究(B)
本研究はヒトの心臓自律神経活動を推定できる唯一の方法である心電図PP間隔の変動をWavelet周波数解析することで得られる高周波成分を指標とし,運動中の心拍数調節における心臓迷走神経の役割を検討した.その結果,心拍数が140拍/分レベルではRR間隔変動の高周波成分よりPP間隔変動の方が高値を示した.したがって,心拍数140拍/分レベルにおいて,心臓迷走神経の活動が残存していることを示唆し,これまで心拍数140拍/分以上の範囲では心臓迷走神経活動は関与しないとされていたが,心臓迷走神経活動が心拍数調節に寄与することが明らかとなった.
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