研究課題
若手研究(B)
60歳以上の地域高齢者の姿勢や体の可動性が、歩行の質に関係しているかを調査すると共に、高齢者への歩行指導の即時効果を検討した。結果,円背の予防と体の伸展可動域が、歩行能力と関係することが示唆された。また「歩幅を少し広くして,踵から着くように歩いて下さい」や「胸を張って背筋を伸ばし,前を向いて歩いて下さい」という簡単な歩行指導で、約60%の方が即時的に効率の良い歩き方になることが解った。また年2回のパンフレット配布による体のストレッチ体操の介入では、週に1回以上運動を行った高齢者は、行わなかった高齢者に比べ歩幅が広い傾向を示した。ただ著明な効果ではなかった。
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四国理学療法士会学会誌
巻: Vol.35 ページ: 72-73