次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度の研究費予算は、1,200,000円であり、それに対する執行額は、621,766円であった。よって、残額の578,234円は、平成24年度の研究費予算として繰り越すこととなった。この残額を繰り越すことができた理由としては、「(1)民間研究費を活用できた事」、「(2)連携組織とのネットワーク深化により各種調査を実施する上での様々なサポートを受けることができた事」などが挙げられる。平成23年度の対象事例(久留米市)は、過去に代表者が携わっていた事例であったことから、上記の残額を確保することができたが、平成24年度の対象事例(高知市)は、新規介入事例であることから、研究遂行に対する科研費の増額が必要不可欠となる。 平成24年度の研究費使用計画としては、物品費(523,794円)は、統計解析ソフト(平成23年度は当該事例における連携大学のものを使用したが平成24年度はバージョンアップされたものを購入予定)、ビデオカメラ(ICレコーダーではなく、会議や教室等におけるスタッフと参加者の相互行為が記録できるビデオカメラを購入予定)、文具用品等の購入を予定している。次に、旅費(402,280円)は、各種調査(徳島-高知)、専門家との研究会(徳島-京都、徳島―佐賀)、学会発表(徳島-東京)等を予定している。次に、謝金(162,160円)は、各種調査補助者謝金、各種調査データ入力作業者謝金等を予定している。最後に、その他(290,000円)は、印刷費(平成23年度は民間研究費を活用したが平成24年度は科研費を使用)、通信運搬費(平成23年度は民間研究費を活用したが平成24年度は科研費を使用)、学会参加費等を予定している。
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