大学体育実技授業にタブレット端末を導入した結果、情報通信機器を活用した授業への影響は積極性や興味関心、競技レベルによって差異があった。授業中に撮影した映像を授業後に閲覧させるため、動画変換・共有サーバーを構築し試用したところ、円滑な授業遂行のためには利用手続きの簡素化が重要であることが明らかとなった。 これらの試行等を通じて得られた知見をもとに、体育学部においてクラウドサービス活用や映像撮影・編集に関する授業を行った。多くの学生はそれらの機能を知らないか未経験であり、情報通信技術活用に関する情報共有の重要性が示された。そこでスポーツ活動に特化した技術情報サイトを構築した。
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