研究課題
若手研究(B)
細胞外プロテアーゼであるマトリックスメタロプロテイナーゼ9(MMP-9)は、細胞外環境のリモデリングを通じて神経機能を調節する。そこで本研究は、「運動による海馬神経機能の向上にMMP-9が関与する」という作業仮説を検証することを目的とした。実験の結果、ラットに一過性の低強度トレッドミル走運動を行わせた12時間後に、海馬MMP-9酵素活性が上昇することが明らかとなり、この結果は本仮説を一部支持する。今後は、MMP-9活性の抑制が運動による神経新生促進を阻害するか検証する必要がある。
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