fish 食および control 食各 4 週間のクロスオーバー法による検討より、ω-3 系多価不飽和脂肪酸の摂取量および血中濃度は fish 食後増加し、control 食後減少した。また、中性脂肪値は fish 食後減少を認め、control 食後には増加した。一方、血管拡張機能の指標である最大血流増加率、血管拡張持続時間および内皮機能指標は fish 食後いずれも有意な改善を認め、この効果は control 食後にも持続していた。以上の結果から、糖尿病において魚食が血管拡張機能を改善し、その効果は持続することが明らかとなった
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