研究課題
若手研究(B)
本研究では、虚弱高齢者を対象に筋肉減少症・肥満の表現型の4つのタイプの分類による生理学的および身体的特徴を検討した。握力と膝伸展力はSarcopenic obesity (SO)群が正常群に比べ低かった。生理学的マーカーである血清β2-ミクログロブリンは、SO群のみが正常群に比べ高かった。正常群に比べSO群のみに座位行動時間の割合が多く、低強度身体活動の割合が少なかった。本結果より、虚弱高齢者ではサルコペニア単独あるいは肥満単独より、両者を合わせたSOが身体機能低下および身体活動量減少と有意に関連していることが示唆された。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
Eur J Clin Nutr.
巻: 67(4) ページ: 395-400
Geriatr Gerontol Int.
巻: 12(1) ページ: 50-8