研究課題
若手研究(B)
芳香族アミンは、発がん性やアレルギー疾患の原因物質として報告されており、繊維加工の分野では、それらを原料とする色素の利用が制限されつつある。本研究では、食品の着色に用いられているメイラード反応を利用することによって、羊毛などのポリアミド繊維と還元糖、あるいは、綿などのセルロース繊維とアミノ酸との組合せによる繊維の自己発色について検討した。その結果、羊毛と還元糖であるキシロースを反応させることによって、繊維を茶褐色に着色することに成功した。
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繊維学会誌
巻: Vol.68 ページ: 253-258
巻: Vol.67 ページ: 200-205