研究課題
若手研究(B)
テクスチャーを表す擬音・擬態語の脳内表象を脳磁計(MEG)を用いて解析した。まず、テクスチャーの感知荷関わる口腔感覚領域について、MEG計測下で下唇に対する知覚刺激を行った。その結果、口腔感覚刺激の反応源を標準脳座標系上に表現することを実現した。つぎに、ABAB型オノマトペの脳神経応答をMEGを用いて解析した。オノマトペと非オノマトペが分離する第三モーラの脳活動に着目したところ、右縁上回、右角回、右側頭葉後部において、ABAB型オノマトペに有意な信号強度増加を確認した。この結果は、ABAB型オノマトペの第三モーラにおける繰り返し構造が、音韻・意味処理を強化している可能性を示唆している。
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