特定健康診査の受診対象者から生活習慣病および糖尿病予防につながる方策を見出すことを目的とし、栄養調査を実施した。H23年度に予備調査として、三重県のある地域において1000名を対象に栄養調査を実施した。その後、H25年度に三重県内の別の地域を対象とし、約7500名を対象として調査を実施した。 対象を無作為に調査群とコントロール群に割り付けし、調査群にはBDHQを用いた栄養調査、生活習慣の問診、運動に関する問診、過去の栄養状態などについて調査を行った。その結果、調査群で健診の受診率が向上したこと、栄養調査を実施した生活習慣改善意志と実際の食生活との間に相違が認められたことなどが明らかとなった。
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