初年度,前年度に続き,教育現場における批判的思考力と表現力の向上に効果があるとされているピアリヴュー活動を英語の授業に採用し,エッセイの作成時に発生し得る問題の分析を行い、ピアリヴュー・システムの構築の際に鍵となる課題を模索した. 前年度に少人数で試みた,ピクトグラムとピアリヴューを利用した新しい作文教育法を多人数に適用し,その結果を分析した.また、以前から継続して行っていた,正規化圧縮距離を用いた成果物の分類の研究成果とピクトグラムを用いた手法との比較も引き続きおこなった。これまでの研究成果は,国際会議や国内の学会研究会及び雑誌等で発表をしているが,発表準備中のものもある.
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