研究課題
若手研究(B)
ピアリヴュー活動を授業に導入し実験・分析をしたところ,ピアリヴュー活動は、文章の論理性を判断する能力を養成できると考えられた。また、複数の評価者の存在は、指摘内容の比較を可能にし、よりよい判断へと導き、異なる作文課題のリヴューや違う専門分野の者同士でリヴューを行うことで、具体例や根拠を含む、論理的で明確な文を書く重要さに気付かせることができた。さらに、ピクトグラムとピアリヴューを用いた新しい作文教育法は、論旨の曖昧さや多義性を視覚によって作文者に容易に気付かせることができることも明らかになった。様々な実験により、これらの手法は作文を改善するための支援法として意義があるものであることが示された。
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