本研究では、理工系学生のための科学技術コミュニケーション教育プログラムについて実践しつつ、その評価方法について検討してきた。本研究のフィールドは、東京工業大学(平成23,24年度)と、北海道大学(平成25,26年度)である。フィールドの変更により若干枠組みを変更しつつ、以下の実践・研究を行った。1)大学生・大学院生と市民との協働によるコミュニケーション・学習の場の設計。2)科学技術コミュニケーション活動にあたっての評価方法の開発。評価方法については、概念ネットワークによる科学技術コミュニケーション意識の可視化や形成的評価のためのルーブリック作成について検討した。
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