研究課題
若手研究(B)
日本で製作された銅人形(経穴と経絡を示した人体模型)で有名な資料は、東京国立博物館とハンブルグ市立民族学博物館に所蔵されている。この二点は、ともに飯村玄斎が考案したと記されているという共通点がある。銅人形は、近世日本の医学的知識の水準を示す資料としてよく紹介されるが、単なる近世の医学教材の標本資料としか位置付けられてこなかった。本研究では医学史的意義と工芸史的意義を明らかにする研究を試みた。
すべて 2013 2011
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)
歴史と文化
巻: 49 ページ: 39-52