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2012 年度 実績報告書

映像コンテンツの制作・アーカイブ化に関する新たな学芸員養成教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23701020
研究機関北海道大学

研究代表者

藤田 良治  北海道大学, 総合博物館, 助教 (40515102)

キーワード博物館映像学 / 学術映像標本 / 映像制作 / 映像アーカイブス / 学芸員 / 映像コンテンツ
研究概要

本研究では、学芸員の養成課程に合わせた映像の制作とアーカイブ化に関する知識とスキルを兼ね備えた学芸員を養成するための教育プログラムを開発した。
1.プロトタイプ授業の実施
平成24 年度に開講した大学院共通科目「博物館コミュニケーション特論II」に開発した教育プログラムを実装した。映像コンテンツ制作を希望した学生10 名を対象に、開発した教育プログラムに沿って実践的な映像コンテンツを制作させた。この映像コンテンツは、制作者並びに関係者の同意を得て、授業や博物館の展示、インターネット等で発表・公開している。本研究による教育プログラムは、平成25年度以降も活用できるよう、質の高い教育プログラムを目指して改良を重ね、北海道大学で行う博物館実習などに積極的に取り込んでいる。
2.構築した教育プログラムの評価
評価の観点は、①期待したスキルを習得できたか、②専門性の高い教育プログラムが学芸員の特性に合わせた内容になっているかとした。この教育プログラムと評価を成果とした。(1) 実習を受けた学生には、映像コンテンツ制作のワークフロー、企画を映像化するためのスキルについての理解度や教育プログラムに関するアンケートやインタビューを行った。(2) 学生と博物館に所属する関係者により、学生が制作した映像コンテンツを「企画性」「ストーリー性」「表現力」の観点から評価した。(3) 学生が制作した映像コンテンツを可能な限りインターネット上で公開し、一般からの評価コメントを得られるようにした。このコメントは、映像コンテンツを制作した学生に伝え、本人が意図した映像コンテンツを制作できたどうかを客観的に判断する材料とした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 備考 (2件)

  • [備考] 2012年度 博物館コミュニケーション特論 II

    • URL

      http://www.museum.hokudai.ac.jp/highereducation/storytopic/15/

  • [備考] 受講生の映像作品 博物館コミュニケーション特論II 基礎からわかる映像表現

    • URL

      http://www.museum.hokudai.ac.jp/highereducation/article/170/

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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