研究課題
若手研究(B)
イノシトールリン脂質は生体膜を構成する重要な脂質の一つであり、全8種類存在する。その存在量は少ないがシグナル分子として機能し、各々の分子種の生成と分解の破綻は重篤な疾患等を引き起こすため、鋭意研究が進められている。本研究では、このイノシトールリン脂質のうちの一つの分子種に対してその分解酵素を欠損するマウスを作製することにより、その生理的意義について検討を行った。その結果、甲状腺癌の発症におけるリン脂質代謝酵素の役割について新たな知見を得た。
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Proc Natl Acad Sci U S A.
巻: 110(5) ページ: 1726-31
doi:10.1073/pnas.1213212110
Akita Journal of Medicine
巻: 39(3/4) ページ: 95-101
http://www.med.akita-u.ac.jp/~bisei/