研究課題
若手研究(B)
本研究では、乳癌幹細胞維持に関わるNFκB標的遺伝子の特定と乳癌細胞株におけるタンパク質キナーゼNIK恒常的活性化機構の解析を行った。前者の解析では、乳癌幹細胞維持に関わるNFκB標的遺伝子としてNOTCHリガンドの一つであるJAG1を同定した。後者の解析では、プロテオーム解析によりNIKの活性化を促進する新規タンパク質としてユビキチン化修飾酵素A20を同定した。以上より、JAG1やA20が乳癌の新規治療標的になる可能性が見いだされた。
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Genes to Cells
巻: 12 ページ: 971-981
DOI:10.1111/gtc.12012.
http://www.p.chiba-u.ac.jp/lab/maku/index.html