研究課題
若手研究(B)
浸潤突起は癌細胞により形成される細胞外基質分解活性を持つ細胞膜構造であり、癌浸潤・転移において重要な役割を果たす。本研究では、癌の悪性化に深く関与するイノシトールリン脂質代謝の機能を解析した。その結果、様々なヒトの癌で活性化変異がみられるPI3 キナーゼの p110αが浸潤突起形成と乳癌細胞の浸潤を制御することを明らかにした。従ってp110αを介したシグナル伝達経路が癌浸潤・転移の治療標的となることが示唆された。
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