研究課題
若手研究(B)
長時間の追跡が必要となる生体高分子のPET プローブの開発のため、小型サイクロトロンによる長半減期ポジトロン放出金属核種の製造法を検討した。金ディスクを支持体とした簡便なY 箔照射法を確立し、半減期78.4 時間の^<89>Zr 製造に成功した。^<89>Zr 標識抗体を作成し、担がんマウスPET イメージングにおいて投与後8 日後の時点でがん部位への集積を確認できた。本金属箔照射法は金属箔を用いた様々なRI 製造に応用が可能と考えられる。