研究課題
若手研究(B)
1.G1556S型変異Tsc2のトランスジェニック(Tg)ラットは複数個体得られたが、N525S型変異Tsc2では得る事ができず、胎生致死を誘発している可能性が示唆された。2.N525S型変異Tg導入胚の解析により、この胎仔は胎生13.5日前後で急激に減少する事がわかった。これはEkerラットの変異TSC2アリルhomozygote個体の胎生致死の時期とほぼ一致し、N525S型変異による何らかの優性抑制的な影響を示唆させた。3.野生型、G1556S型、N525S型それぞれの強制発現細胞において、各種シグナル伝達経路における特徴的な分子のリン酸化状態に関する網羅的解析を行い、幾つかの特徴的な変化を見出した(論文投稿準備中)。
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International Cancer Conference Journal
巻: 1(3) ページ: 125-137
DOI:10.1007/s13691-012-0040-3
Gan To Kagaku Ryoho
巻: 38(11) ページ: 1753-7
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22083179