研究課題
若手研究(B)
我々は生体内で、特に腫瘍組織で高発現する、プラスミド三元複合体の調製に成功した。高い抗腫瘍免疫を惹起するためには、腫瘍細胞膜上に免疫原生の高いタンパクを提示させることが有効であると考え、種々の微生物タンパクをコードしたプラスミドを作成し、その効果を調べたところ、結核菌抗原タンパクの遺伝子が高い抗腫瘍活性を持つことを見出した。結核菌抗原タンパク遺伝子は、CTLや抗原提示細胞の腫瘍内への集積を高めること、また、腫瘍内のINF、IFN-γ、MCR1の濃度を大きく向上させることが確認できた。中型動物における原発性腫瘍においても高い抗腫瘍効果が見られた。
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