研究課題
若手研究(B)
本研究では、新しい抗腫瘍剤の効率的な発見を目指し、各種水圏生物より約1000株の微生物を単離培養し、代謝産物より、がん細胞に毒性を示す物質を単離した。その結果、13種類の既知化合物が同定され、8種類の新規化合物の存在が確認された。また化合物の活性評価系として多種培養細胞株を用いた毒性比較、評価系を確立した。この結果、新規化合物lentztrehaloseを発見し、protein phosphatase 2A 特異的阻害物質rubratoxin Aについては、試薬としての市販化を実現させた。
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