研究課題
若手研究(B)
光化学オキシダント濃度の上昇傾向には、従来の測定法では観測されていない未知の揮発性有機化合物(VOCs)の光化学反応が関与している可能性が考えられている。本研究ではVOCsの発生源として植物に着目し、新規大気微量成分分析法であるOH反応性を用いて、未知のVOCsの放出源としての可能性を検討した。その結果イソプレンを多く放出する植物では未知のVOCsの存在を確認することができなかった。一方でテルペン類を多く放出する植物ではOH反応性による測定はできなかったが、ガスクロマトグラフ分析法による予備的な測定から多種類のテルペン類が検出されており、未知のVOCsが存在する可能性が考えられた。
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