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2014 年度 研究成果報告書

大気化学輸送モデルを用いたトップダウン手法による一酸化二窒素の全球収支の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 23710034
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関独立行政法人海洋研究開発機構

研究代表者

石島 健太郎  独立行政法人海洋研究開発機構, 地球表層物質循環研究分野, 研究員 (90399494)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード一酸化二窒素 / トップダウン / 放出量 / 推定 / 逆計算 / モデル / 観測
研究成果の概要

大気中一酸化二窒素(N2O)の計算を行うために、大気大循環モデルに成層圏でのN2O とオゾンの光化学反応を組み込んだ大気化学輸送モデルを開発した。本モデルは大気N2Oモデル相互比較実験(TransCom-N2O)において他のモデルと比べて優れた性能を示し、逆計算においても高い信頼性が有することが予想された。逆計算による地域毎のN2O放出量変動の推定の結果、陸域では概ね先験値と異なる変動傾向を示し、春の農業における施肥や融雪が原因となっている可能性や、更なる観測データの拡充による逆計算精度向上の必要性が示唆された。また観測データの整備を行い、モデル計算以外でのN2O逆計算研究への貢献も行った。

自由記述の分野

大気化学

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公開日: 2016-06-03  

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