海洋上における半球規模の大気組成の変動要因の解明～衛星観測デ-タの検証

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23710035
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 環境動態解析
• 研究機関: 福岡大学 (2012); 独立行政法人海洋研究開発機構 (2011)
• 研究代表者: 高島 久洋 福岡大学, 理学部, 講師 (20469620)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 大気微量成分観測 / エアロゾル / リモートセンシング観測

研究概要

海洋上でのMAX-DOAS法による二酸化窒素の導出手法について検討し,その上で海洋上の二酸化窒素濃度の背景値および変動性について定量化した。得られた研究成果を投稿論文として取りまとめ,国内外の学会で発表した。研究観測船「みらい」で実施したMAX-DOAS法による海上での観測について,エアロゾル・二酸化窒素等の微量ガス成分の導出を行い,変動の特徴を明らかにするともに,人工衛星観測データの評価を行った。得られた成果を学会で発表した。

研究成果

• [雑誌論文] NO2 observations over the western Pacific and Indian Ocean by MAX-DOAS on Kaiyo, a Japanese research vessel (2012)
  • 著者名/発表者名: Takashima, H., H. Irie, Y. Kanaya, and F. Syamsudin
  • 雑誌名: Atmos. Meas. Tech. 巻: 5 ページ: 2351-2360
  • DOI: doi:10.5194/amt-5-2351-2012
  • 査読あり
• [学会発表] 海洋上におけるエアロゾルの変動～MAX-DOAS法による船上観測 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高島久洋,金谷有剛,入江仁士,青木一真,清水厚
  • 学会等名: ブルーアース2013
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2013-03-14
• [学会発表] Ship-borne MAX-DOAS measurements over the western Pacific and Indian Ocean on a Japanese research vessel (2012)
  • 著者名/発表者名: Takashima, H., H. Irie, Y. Kanaya
  • 学会等名: MiraiAGU Fall meeting 2012
  • 発表場所: San Francisco, USA
  • 年月日: 2012-12-06
• [学会発表] 西太平洋-インド洋域でのMAX-DOAS法による大気組成観測 (2012)
  • 著者名/発表者名: 高島久洋,金谷有剛,入江仁士
  • 学会等名: 日本気象学会2012年度秋季大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2012-10-03
• [学会発表] みらい」でのMAX-DOAS法による船上エアロゾル・ガス観測 (2012)
  • 著者名/発表者名: 高島久洋,金谷有剛,入江仁士
  • 学会等名: ブルーアース2013
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2012-02-23
• [学会発表] MAX-DOAS法による西部太平洋-インド洋でのNO2観測 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高島久洋,金谷有剛,入江仁士
  • 学会等名: 第17回大気化学討論会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 20111018-19
• [学会発表] NO variations over the remote ocean observed by MAX-DOAS on a Japanese research vessel (2011)
  • 著者名/発表者名: Takashima, H., H. Irie, Y. Kanaya
  • 学会等名: AGU Fall meeting 2011
  • 発表場所: San Francisco, USA
  • 年月日: 2011-12-05