研究課題
若手研究(B)
当該研究では希少な生態系が成り立つアフリカを中心に、野生動物と環境試料の採集を行い、環境毒性研究を展開した。まず、野生動物に対する異物代謝系の種差を主に第II相抱合反応に注目し明らかにした。11種の哺乳類の尿を用いたスクリーニングでは、現在まで硫酸抱合活性が低いと考えられてきたブタで硫酸抱合化Pyreneが検出された。また、カイネティックス解析の結果、ブタの酵素効率はラットよりも高いことが明らかになった。一方、アフリカで行った調査では、両生類、哺乳類、鳥類の尿及び臓器を採取した。これらの試料について、重金属類や農薬類を中心に化学分析を行った結果、一部の地域からきわめて高濃度の化学物質が検出され、特に鳥類において他の生物種に比べ高い濃度で化学物質を蓄積している傾向が観察された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Chemosphere
巻: 91 ページ: 857-863
Environmental Monitoring and Assessment
巻: 185 ページ: 4907-4918
Environ Toxicol Chem
巻: 32(1) ページ: 189-92
Arch Environ Contam Toxicol
巻: 64(1) ページ: 119-29
Jpn. J.Vet. Res
巻: Nov;60(4) ページ: 205-10
Zambia. J Vet Med Sci
巻: 74(10) ページ: 1345-7
Gene
巻: 15;506(2) ページ: 310-6
巻: 31(10) ページ: 2300-5
Vet Immunol Immunopathol
巻: 148(3-4) ページ: 373-9
Ecotoxicol Environ Saf.
巻: 80 ページ: 333-8
安全工学
巻: 50(2) ページ: 80
Aquat Toxicol
巻: 105(3-4) ページ: 337-343
Environmental Pollution
巻: 159 ページ: 175-18
Pollut Res
巻: (in press)
Int J Immunogenet. 2012 Apr
巻: 39(2) ページ: 170-82
Environ Toxicol Chem. 2011 Aug
巻: 30(8) ページ: 1892-7
http://aa.vetmed.hokudai.ac.jp/africa/
http://tox.vetmed.hokudai.ac.jp/