研究課題
若手研究(B)
放射線が特定の分化段階の細胞から特に多くの乳がんを発生させるかどうかはわかっていない。無処理、γ線照射あるいは化学物質投与したラットに発生した乳がんを、5種の抗原の免疫組織化学及びマイクロアレイによる遺伝子発現データによってクラスタリングすると、乳がんは数個のクラスターに分割され、放射線誘発乳がんが早発を特徴とする特定クラスターに偏ることがわかった。過去にこのタイプが乳腺の前駆細胞を起源とすることが示唆されており、これが放射線誘発乳がんに特徴的な起源細胞であると推測される。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
Int J Cancer
巻: 134(7) ページ: 1529-1538
10.1002/ijc.28480
Anticancer Res
巻: 34(5) ページ: 2165-2171
Int J Radiat Oncol Biol Phys
巻: 85(4) ページ: 1134-1140
10.1016/j.ijrobp.2012.08.035
Radiat Res
巻: 179(2) ページ: 151-159
10.1667/RR2927.1
J Endocrinol Invest
巻: 35(9) ページ: 828-834
10.3275/8189
放射線生物研究
巻: 47(3) ページ: 233-247
ErbB Ligands and Developmental Genes in Rats.Mol Carcinog
巻: 50(7) ページ: 539-552
10.1002/mc.20746
アニテックス
巻: 23(5) ページ: 4-9
http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2012/1022.shtml