研究課題
若手研究(B)
我々は、環境毒性学の立場から、有害化学物質が生体に与える影響とその作用機序の解明を目指しており、特に小胞体の役割に注目している。本研究は、環境汚染物質による個体レベルでの小胞体ストレス応答について、その機序と毒性学的意義を明らかにすることを目的に行った。重要な海洋汚染物質の一つとして知られるTBTおよび小胞体ストレス誘導剤への曝露は、小胞体ストレス応答伝達経路を活性化した。ゼブラフィッシュを用いた研究により、曝露する物質の種類依存的に、異なる小胞体ストレス応答が器官特異的に観察された。また、TBTの神経毒性への小胞体ストレス応答の関与が示唆された。
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