本研究では、既存の方法とは異なる付着力を利用した高効率 PM 除去装置を開発するため、流動層を PM 除去装置に適用し、その PM 捕集特性について理論的・実験的に検討を行った。その結果、PM の流動抵抗以外の支配因子は、大きい粒径から小さい粒径になるに従い重力から付着力に変わり、その境界は PM 粒径 8.95 um と 2.25 um の間にあることが示された。また、PM の支配因子が付着力である粒径 2.25um 以下の場合、PM は流動層式 PM 除去装置により効率的に捕集されることが示された。
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