研究課題
若手研究(B)
河岸では,植生ブロックを使用した自然修復する工法が重要である。その材料として,古紙を原料としたバイオポリウレタン樹脂を用いたポーラス植生ブロックを考えた。本研究では,植生ブロックに関する特徴を明らかにし,適度な強度,弾性係数を付与する条件と生態系調和性をの確認を目的とし,樹脂の各強度や暴露試験などを実施した。その結果,植生ブロックは,根により破壊されない程度に強度,弾性を調整可能で,適切な生態系調和性も有することがわかった.しかし,保水性が低いため,現状のポーラスブロックでは,植生が不十分であった.今後,樹脂の粘性改良による空隙径の改善と,その製造条件の明確化が必要と考えられる.
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コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.36,No.1 ページ: 1672-1677
土木学会論文集E2
巻: Vol.69,No.2 ページ: 182-191
巻: Vol.34,No.1 ページ: 70-75