研究課題
若手研究(B)
3次元走査型原子間力顕微鏡(3D-SFM)による生体膜/生体液界面の分子分解能解析を目指して、安定性・再現性の向上のために液体密閉型AFMセルを設計・開発した。その結果、長時間安定に原子分解能AFM観察が行えることを実証した。さらにDPPC二重膜/水界面の3D-SFM計測により、水和構造に加えて高い構造自由度を有するPC頭部構造の3次元空間分布も可視化できることを明らかにした。これらの結果より、3D-SFM計測が生体膜/生体液界面のナノ計測技術としての有用性を示すことができた。
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