研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、車両と凍結防止剤の影響を考慮した路面すべり摩擦(μ)予測モデルを開発することにある。そのために、野外実験を実施し、通過車両に伴う飛散塩量および車両への付着塩量を定式化し、μと路面氷膜厚の関係を明らかにした。また、野外試験との比較を通して本研究で構築したμ予測モデルの妥当性を検証した。その結果、路面水膜厚、路面残塩量およびすべり抵抗値についてμ予測モデルの計算値は実測値を概ね再現した。本研究により凍結防止剤散布後の路面雪氷状態やμの変化を計算することが可能になった。
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