研究課題
若手研究(B)
近年、政府は重要インフラのリスク管理状況について国民に対して説明責任を果たすことが求められている.そのような背景の中で、本研究では、「主観的認知ゲーム」を用いて、重要インフラのテロリスクに対する防護及び情報開示戦略について分析を行った。研究成果として、リスクが主観的にしか評価できない条件のもとで、客観的なテロリスク評価に依拠することなく社会的に支持される政策の評価枠組みについて提示した。さらに、重要インフラの情報開示戦略について、主観的なリスク評価結果ではなく、リスク対策の実施状況に関する情報開示がテロリスクを軽減する上で有効であることを示した。
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土木学会論文集D3(土木計画学)
巻: 67(4) ページ: 510-527
Proceedings of the 2011 IEEE Systems, Man and Cybernetics Conference
ページ: 3463-3470