研究課題
若手研究(B)
ES細胞を用いたケミカルスクリーニング系を構築し、心筋分化を促進する新しい低分子化合物KY02111を発見した。さらにこの化合物を用いて、安定で高効率な臨床グレードのiPS-心筋分化誘導法を世界で初めて開発した。この方法は現在最も臨床に適しており、低コストで高純度な心筋細胞が得られる。またこの方法は従来の誘導法よりも成熟した心筋細胞に分化していた。この研究はCell姉妹誌であるCell ReportsのBest of 2012に選ばれた。またこの心筋分化誘導法を用いて、ヒトiPS-心筋細胞から心筋シートを作製し、心筋梗塞後の不整脈の原因となる廻旋波モデルを作製することに世界で初めて成功した。
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Cell Reports
doi:10.1016/j.celrep
Eur Heart J.
doi:10.1093/eurheartj/ehs418
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/pr/2012/10/26-nr.html
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/pr/2012/12/01-nr.html