研究課題
若手研究(B)
ヒマラヤから西日本にかけて広がる照葉樹林帯では、焼畑における雑穀やイモ類の栽培、茶葉や漆の利用、高度な竹の加工技術など、特徴的な植物資源利用がみられる地域として知られる。しかし近年、インド北東部アルナーチャル・プラデーシュ州では、道路工事、焼畑による火入れ、家畜の導入に付随して、ヒマワリヒヨドリ、ツルヒヨドリ、Solanum viarumなど、ラオスではヒマワリヒヨドリ、Mimosa pigra、ニトベギクの拡大が顕著であり、在来植生を改変するとともに、住民の生業に影響を与えていた。
熱帯生態学